単位・100万円。カッコ内は前期比。上段は2025年3月期第3四半期連結業績、下段は25年3月期通期予想。連結売上高順。網掛けは最高額。インフロニアHDはIFRSを採用していることから、事業利益を営業利益に、営業利益を経常利益に読み替えている。飛島HDは2024年10月1日に設立されたため、前年同四半期実績と対前年同四半期増減率は記載していない。インフロニアHDの前田建設、高松コンストラクショングループの青木あすなろ建設、高松建設、大成建設グループのピーエス・コンストラクション、飛島HDの飛島建設の単体数値は2面表に記載。
大手・準大手ゼネコン25社(単体27社)の2025年3月期第3四半期決算が13日までに公表された。連結売上高は16社が前年同期比で増収となり、そのうち大手を中心に9社が過去最高を更新した。連結の営業損益は14社が増益で、うち1社が過去最高となった。
=2面に単体一覧
単体の完成工事総利益(粗利)率は公表した22社中、15社が前年同期を上回り、半数の11社で節目となる10%超となった。土木・建築の別で見ると、土木の粗利率(21社開示)は11社が前期を上回った。ピーエス・コンストラクションや前田建設、大林組、大成建設など20%近い粗利率を確保している企業が複数あり、下回った企業も前期とほぼ同水準を維持して大幅な低下は見られない。
建築の粗利率(21社開示)は17社が前期を上回った。10%超えは6社にとどまったが、全体として資材高騰などの影響から脱しつつあることが分かる。三井住友建設のみマイナスとなった。
受注高(単体)は15社が前年同期を上回り、12社が下回った。建設マーケットは堅調であることから、手持ち工事量や施工体制を勘案し、各社で判断が分かれている。
=2面に単体一覧
単体の完成工事総利益(粗利)率は公表した22社中、15社が前年同期を上回り、半数の11社で節目となる10%超となった。土木・建築の別で見ると、土木の粗利率(21社開示)は11社が前期を上回った。ピーエス・コンストラクションや前田建設、大林組、大成建設など20%近い粗利率を確保している企業が複数あり、下回った企業も前期とほぼ同水準を維持して大幅な低下は見られない。
建築の粗利率(21社開示)は17社が前期を上回った。10%超えは6社にとどまったが、全体として資材高騰などの影響から脱しつつあることが分かる。三井住友建設のみマイナスとなった。
受注高(単体)は15社が前年同期を上回り、12社が下回った。建設マーケットは堅調であることから、手持ち工事量や施工体制を勘案し、各社で判断が分かれている。