北海道開発局営繕部は２５日、ＷＴＯ対象となる「函館航空基地格納庫新営２５建築工事」の一般競争入札を公告する。申請書を３月２４日まで受け付け、５月２９日に開札する。施工体制確認型総合評価落札方式（技術提案評価型Ｓ型）を試行する。週休２日促進工事（発注者指定方式）、建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）活用推奨モデル営繕工事、ＢＩＭに関わるＥＩＲ（発注者情報要件）適用工事となる。
　参加資格は、単体か特定ＪＶ。建築の資格を持ち、経営事項評価点数が１１００点以上であること。２００９年度以降、単体とＪＶ代表者は、戸建て住戸を除くＳＲＣ、Ｓ（プレハブを除く）、ＲＣ造で、２階建て以上、延べ１０００㎡以上の新築か増築で躯体と仕上げを含む建築一式工事の元請け施工実績を求める。ＪＶ代表者以外の構成員は、延べ５００㎡以上とし、階数は問わない。ともに公共、民間工事は問わない。
　概要は、Ｓ造２階建て塔屋１層延べ２１０５㎡。工期は７月１日から２６年９月３０日まで。事前に建設資材、労働者確保などの準備ができる余裕期間（契約締結日の翌日から６月３０日まで）を設定する。工事場所は函館市。