東京都北区の王子駅周辺で、2024年12月に再開発準備組合が設立されたことが分かった。対象エリアは、サンスクエアや柳小路商店街など。北区新庁舎の整備が予定されている同駅周辺では、住友不動産が高層棟2棟などの整備を計画しており、このうち、再開発準備組合の施行区域では、高層棟・低層棟・広場(西街区)の整備を予定している。 住友不動産は、西街区のほか、高層棟を設置する東街区の整備も目指している。両街区の施設の主用途は住宅で、商業、事務所、ホテルといった非住宅用途も含める。整備予定地は、日本製紙から譲渡された王子1-4-1の土地1万5117㎡と、延べ約1万8900㎡の商業施設「サンスクエア」。再開発事業は、26年度の都市計画決定を予定している。
新庁舎の整備を含めた「先行実施地区」の一体的な整備に向け、駅と新庁舎や両街区を接続するデッキの整備、南北貫通道路の整備、バリアフリー化などの検討が進められている。
王子共創会議の下に「先行実施地区デザイン等検討部会」を設置し、歩行者の動線、空間形成、災害対応、緑化、景観、にぎわい創出などについての一体的な取り組みや役割分担の調整を図る。
新庁舎の想定規模は、新築基本設計業務委託のプロポーザルにおける技術提案書で、S一部SRC造延べ約4万8500㎡と示された。設計は松田平田設計・小堀哲夫建築設計事務所JVが担当し、基本設計のとりまとめを進めている。33年度の開庁を目標としている。
新庁舎の整備を含めた「先行実施地区」の一体的な整備に向け、駅と新庁舎や両街区を接続するデッキの整備、南北貫通道路の整備、バリアフリー化などの検討が進められている。
王子共創会議の下に「先行実施地区デザイン等検討部会」を設置し、歩行者の動線、空間形成、災害対応、緑化、景観、にぎわい創出などについての一体的な取り組みや役割分担の調整を図る。
新庁舎の想定規模は、新築基本設計業務委託のプロポーザルにおける技術提案書で、S一部SRC造延べ約4万8500㎡と示された。設計は松田平田設計・小堀哲夫建築設計事務所JVが担当し、基本設計のとりまとめを進めている。33年度の開庁を目標としている。