28年度から準備工/富山新港火力LNG2号機/北陸電力 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

関東・甲信越

28年度から準備工/富山新港火力LNG2号機/北陸電力

 北陸電力は、富山新港火力発電所LNG2号機の建設を計画している。最大出力は約60万kWを想定。LNG(液化天然ガス)を燃料とする高効率コンバインドサイクル発電方式を採用する。2028年度から準備工事に着手する。29年度に本工事へと移行し、33年度の運転開始を目指す。
 主な工事は、土木建築工事が基礎、建屋、発電設備工事はガスタービンなど、燃料設備工事は燃料貯蔵・払出設備、ガス導管関連設備を予定する。
 それぞれの工期は、土木建築工事が約4年(29-32年度)、発電設備工事と燃料設備工事がそれぞれ約3年を見込む。建設地は富山県射水市堀江千石1番地。
 同社では、富山新港火力発電所LNG2号機建設計画の計画段階環境配慮書を31日まで縦覧している。