石川県小松市は、「未来型図書館等複合施設」の基本計画案をまとめた。規模は延べ約9000㎡を想定している。設計、工事などを含む建設費は86億3000万円と試算。事業手法はPFIのBTO(建設・譲渡・運営)を有力とすることから、2025年度に関連手続きに着手し、26年度半ばをめどに事業者を選定する方針だ。 コンセプトには、▽人の営みや情報の核となる拠点(こまつベース)▽持ち寄り共有し、出会う場所(こまつコモンズ)▽ともにつくり、育む場所(こまつキャンパス)--の三つを掲げる。
具体的な導入機能をみると、情報と活動を融合し、こまつベースの核となるコレクションハブ(図書館と博物館などの全ての情報、資料を集約)、書架・閲覧スペース、個人スペース、フリースペースのほか、ミーティングスペース、展示室・バックヤード、多目的スペース、飲食スペース・カフェ、物販スペース、学校連携支援、市民ギャラリー、クリエイティブスタジオ、パフォーマンススタジオ、ティーンズルーム、ビジネス支援ルーム、リビングラボ、エントランスなどとなる。
事業手法については、従来方式とDBO(設計・建設・運営)、BTOを比較した結果、事業の安定性、民間収益事業の貸し付けリスクの軽減などで優れるBTOが「有力」としている。
概算整備費は86億3000万円で、うち設計・監理費に6億3800万円、建設費に74億3700万円、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Readyに5億5500万円を充当する。建設費には物価高騰分を反映している。
また、公園整備を予定する跡地活用などを加えると、90億3450万円に達する。概算管理運営費は1年当たり4億2500万円を見込む。
スケジュールによると、24年度内に基本計画を成案化する。25年度からBTOにかかる実施方針、要求水準書の作成・公表、参加者の提案書の審査などを進め、26年度半ばにも事業者を選定する。
その後の設計・建設の工期は約3年半に設定。市制90周年の節目となる30年の開館を目指す。
基本計画策定支援業務は、アカデミック・リソース・ガイド・日本総合研究所JVが担当している。
建設地は丸の内公園町19の芦城公園。
具体的な導入機能をみると、情報と活動を融合し、こまつベースの核となるコレクションハブ(図書館と博物館などの全ての情報、資料を集約)、書架・閲覧スペース、個人スペース、フリースペースのほか、ミーティングスペース、展示室・バックヤード、多目的スペース、飲食スペース・カフェ、物販スペース、学校連携支援、市民ギャラリー、クリエイティブスタジオ、パフォーマンススタジオ、ティーンズルーム、ビジネス支援ルーム、リビングラボ、エントランスなどとなる。
事業手法については、従来方式とDBO(設計・建設・運営)、BTOを比較した結果、事業の安定性、民間収益事業の貸し付けリスクの軽減などで優れるBTOが「有力」としている。
概算整備費は86億3000万円で、うち設計・監理費に6億3800万円、建設費に74億3700万円、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Readyに5億5500万円を充当する。建設費には物価高騰分を反映している。
また、公園整備を予定する跡地活用などを加えると、90億3450万円に達する。概算管理運営費は1年当たり4億2500万円を見込む。
スケジュールによると、24年度内に基本計画を成案化する。25年度からBTOにかかる実施方針、要求水準書の作成・公表、参加者の提案書の審査などを進め、26年度半ばにも事業者を選定する。
その後の設計・建設の工期は約3年半に設定。市制90周年の節目となる30年の開館を目指す。
基本計画策定支援業務は、アカデミック・リソース・ガイド・日本総合研究所JVが担当している。
建設地は丸の内公園町19の芦城公園。