松田平田に決まる/保健所跡地複合施設構想・計画/板橋区 | 建設通信新聞Digital

5月7日 水曜日

関東・甲信越

松田平田に決まる/保健所跡地複合施設構想・計画/板橋区

 東京都板橋区は、「板橋区旧保健所跡地複合施設整備構想及び整備計画策定支援並びに基本設計及び実施設計業務委託」の公募型プロポーザルを実施した結果、松田平田設計を特定した。提案金額は1386万円(税込み)。同社のみが参加した。
 業務内容は、整備構想や整備計画策定支援、施設整備のスケジュール策定支援や概算事業費の算出、管理運営・維持管理計画や機能・事業内容の適正な方針立案支援と、基本設計や実施設計など。
 委託予定期間は、整備構想・整備計画策定支援が2026年3月31日まで、基本設計・実施設計が同年4月1日から28年3月17日まで。
 旧板橋保健所跡地は、都営三田線板橋区役所駅前から徒歩すぐに位置する、板橋2-61-7の敷地1314㎡に所在。用途地域は商業地域で、建ぺい率80%、容積率600%。09年に保健所としての使用を終了しており、文書倉庫などの暫定利用を経て22、23年に解体した。
 跡地活用のコンセプトは、「立地を生かし『日常的なにぎわいや交流を創出する拠点づくり』」。複合施設の最大想定延べ床面積は6308㎡で、収客人数300人程度の多目的ホール、サブホール(350㎡程度×2)、会議室(750㎡程度)などの設置を計画している。建築面積は1314㎡。
 建設時期は28年8月から31年3月までで、32年度の供用開始を予定している。