5月30日まで参加表明/原野谷小中一貫校設計/掛川市 | 建設通信新聞Digital

5月9日 金曜日

中部・北陸

5月30日まで参加表明/原野谷小中一貫校設計/掛川市

 静岡県掛川市は7日、「令和7年度~8年度小中一貫校施設整備事業掛川市立原野谷中学校区小中一貫校建築設計業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書は30日まで受け付ける。7月7日に審査会を開き、11日に結果を通知する。同月中下旬に契約する。上限額は2億0227万9000円(税込み、以下同)。
 参加資格は測量・建設コンサルタント等に登録する単体かグループ。
 原野谷中学校区の原谷小学校、旧原田小学校、原野谷中学校の3校を統合して建設する小中一貫校の基本・実施設計を委託する。業務期間は2027年2月26日まで。
 同校は、3階建て以下で、普通教室18室、特別支援教室6室を予定する。構造の指定はない。既存の屋内運動場を含め、総延べ床面積は約1万2000㎡を見込む。建設地は寺島にある原野谷中学校の敷地3万1707㎡。
 工事費は50億円を目標としている。27、28年度の建設工事、29年度の開校を目指す。
 同市は、城東中学校区に建設する小中一貫校の基本・実施設計も25年度に着手する。統合対象は土方小学校、佐束小学校、中小学校、城東中学校の4校。下土方にある東京女子医科大学跡地3万4120㎡に建設する。屋内運動場を含めた総延べ床面積は1万4160㎡。27年度に造成工事を行い、28、29年度の建設工事を経て30年度に開校する見通しだ。