横浜郵船ビルをホテルに/コンバージョン工事着手/日本郵船とPDS/設計=JPプロパティーズ 施工=岩田地崎建設 | 建設通信新聞Digital

5月12日 月曜日

関東・甲信越

横浜郵船ビルをホテルに/コンバージョン工事着手/日本郵船とPDS/設計=JPプロパティーズ 施工=岩田地崎建設

完成イメージ
 日本郵船とPlan・Do・See(PDS)は、日本郵船の横浜郵船ビルコンバージョン工事に着手した。日本郵船歴史博物館となっている古典主義様式の建物の外観を残しつつ、内部をホテルに改装する。設計はJPプロパティーズ、施工は岩田地崎建設が担当している。2026年秋の竣工を目指す。
 横浜郵船ビルの規模は、4階建て延べ7163㎡。所在地は横浜市中区海岸通3-9-1。
 日本郵船創業50年を記念して1936(昭和11)年に完成した。正面に16本のコリント式列柱が並ぶクラシックな外観が特徴的な古典主義様式の建物で、設計は建築家の和田順顕が担当した。2003年に1階部分を日本郵船歴史博物館に改装している。
 今回、歴史的、建築的、景観的な価値を考慮して外観を保全しつつ、内装を宿泊・レストラン・バンケットがそろうホテルに改装する。ホテル運営は、PDSが担う。