下関市DBO/8月中旬にも公告/ボートレースパーク化整備レジャー・スポーツゾーン | 建設通信新聞Digital

5月13日 火曜日

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下関市DBO/8月中旬にも公告/ボートレースパーク化整備レジャー・スポーツゾーン

 山口県下関市ボートレース企業局は、DBO(設計・建設・運営)方式を導入する「ボートレース下関レジャー・スポーツゾーン整備事業」の実施方針、要求水準書(案)を公表した。実施方針等に対する質問、回答を経て、8月中旬にも総合評価一般競争入札を公告する。2026年2月の落札者決定を予定している。
 事業者募集の際の参加資格は、複数企業で構成するグループとし、設計と工事監理が測量・建設コンサルタントの「建築コンサルタント」、1級建築士事務所の登録、25m以上の屋内温水プールおよび延べ4000㎡以上のスポーツ施設の基本・実施設計、工事監理の実績、建設が土木一式1200点以上(市内業者は1000点以上)、建築一式1200点以上(同950点以上)、電気1200点以上(同950点以上)、管1200点以上(同850点以上)、その他の業種1200点以上(同800点以上)、延べ4000㎡以上の公共施設など建築一式の施工実績、維持管理・運営が屋内温水プールを含むスポーツ施設の維持管理、運営を3年以上継続した実績など。
 総合評価一般競争入札のスケジュールは、公告後、10月上旬まで参加表明などの資料を受け付け、26年1月中旬の期限で提案書の提出を求める。2月中旬にも提案書のプレゼンテーションを実施する。
 事業範囲は、統括管理業務、設計、解体、建設、工事監理、運営、維持管理。事業期間は44年3月31日まで。
 同事業は、ボートレース下関のパーク化の一環として長府扇町第1運動場をレジャー・スポーツゾーンとして整備する。屋内施設として、レジャープールエリア、一般プールエリア、プール用更衣エリア、運動場用更衣エリア、トレーニングエリア、共用エリア、管理エリア、屋外施設として、運動場エリア(フットサルコート、ピックルボールコート、バスケットバールコート3×3、スケートボード場・多目的コート)、駐車場エリア、外構エリアを整備する。施設規模は延べ約8700㎡を想定している。
 建設地は同市長府扇町4の敷地3万6636㎡。
 26年2月に基本協定、3月に基本契約を結ぶ。設計、建設期間は29年1月31日まで。同年3月3日の運用開始を予定している。