25億でカナデビア/衛生C基幹的設備DB/富山地区事務組合 | 建設通信新聞Digital

5月20日 火曜日

関東・甲信越

25億でカナデビア/衛生C基幹的設備DB/富山地区事務組合

 富山市と富山県滑川市、立山町、上市町、舟橋村で構成する富山地区広域圏事務組合は、設計・施工一括発注方式で「富山地区広域圏衛生センター基幹的設備整備事業業務委託」を一般競争入札した結果、25億2230万円(税込み)のカナデビアに決めた。
 基本方針によると、設備更新後は全ての処理水を公共下水道か河川に放流するため、衛生的かつ安定的な施設稼働が前提となる。さらに、既存施設の処理工程と比較してCO2排出量を3%以上削減させることを掲げている。処理工程で発生した汚泥は乾燥肥料として販売する。
 関連設備を集約することから、処理能力は1日当たり110キロリットルから62キロリットルに変更する。
 工期は2028年3月17日まで。所在地は上市町稗田1。