２０２７年国際園芸博覧会協会は、「２０２７年国際園芸博覧会　政府出展屋外工事（その１）」と「２０２７年国際園芸博覧会　造園工事（Ａ工区）（その１）」「同（Ｂ工区）（その１）」「同（Ｃ工区）（その１）」の総合評価一般競争入札４件を公告した。いずれも技術提案資料は７月１６日まで、入札書は８月４日まで受け付け、同日開札する。
　いずれも参加形態は単体かＪＶ。単体とＪＶ代表者の参加資格は「造園工事」の総合評定値が９５０点以上であること。０５年度以降に完了した事業敷地面積１ha以上かつ１億円以上の造園工事の施工実績も求める。
　政府出展屋外工事の概要は、土工、植栽工、施設整備工、仮設工各一式。造園工事は、基盤整備工、植栽工、設備工、園路広場整備工各一式。
　いずれも履行期間は２６年３月３１日まで。２７年度まで継続的に工事発注する予定で、２６年度以降はそれぞれの工事受注者との随意契約を想定している。
　それぞれ２６－２７年度工事の合計規模は１０億－５０億円を見込む。
　工事場所は横浜市瀬谷区瀬谷町の一部。
　政府出展の屋外展示では、既存の樹木や在来の植物を活用した「令和日本の庭」をつくる計画だ。「政府出展（屋外展示）実施設計・運営実施計画等業務」はプレック研究所、ＴＯＰＰＡＮ、乃村工藝社、ノムラアークスからなるＴＮＨＰ共同企業体が受託した。