広島市は、「広島国際会議場特定天井耐震化工法検討および施設・設備劣化度調査その他業務」の公募型プロポーザルを公告した。応募資格確認申請書等は１３日まで、市民局国際平和推進部国際化推進課で受け付ける。提案書提出期限は２０日。２７日または３０日に予定しているプレゼンテーション、審査委員会で受託候補者を特定する。業務事業は３６００万円（税込み）以内としている。
　参加資格は、市の有資格者で、１級建築士免許取得後５年以上の管理技術者、同免許を持つ意匠主任技術者、構造設計１級建築士免許を持つ構造主任技術者等の配置など。
　業務内容は、特定天井耐震化工法検討（大ホールのフェニックスホール、国際会議ホールのヒマワリ、地下２階ロビー）・図面調査や目視調査など、改修方針・概算工事費・個別スケジュールなどを踏まえた耐震化（３案以上）の比較検討、施設・設備劣化度調査・目視調査、老朽化対策検討、順法性調査、大規模改修支援業務など。
　履行期間は２０２６年３月３１日まで。
　施設概要は、ＳＲＣ造地下２階地上３階建て延べ２万４６４９㎡。
　施設内容は大ホール（フェニックスホール）１５０４人収容、リハーサル室、控室５室、国際会議ホール（ヒマワリ）７９８人収容、大会議室（ダリア）７２０人収容、中会議室（コスモス）３６０人収容、小会議室（ラン）２８０人収容、会議運営事務室など。
　場所は中区中島町１－５の広島平和記念公園内１１万５９４２㎡。
　今後のスケジュールは、２６年度大規模改修基本計画策定、２７年度同基本設計、２８年度同実施設計、２９年度工事着手を予定している。