大阪府・市/6月12日まで申請受付/夢洲2期まちづくり検討 | 建設通信新聞Digital

6月10日 火曜日

関西

大阪府・市/6月12日まで申請受付/夢洲2期まちづくり検討

 大阪府・市が計画する大阪・関西万博閉幕後の跡地開発事業「夢洲2期区域」まちづくりで、2025年度後半に予定している開発事業者募集に向けた検討が本格化する。大阪府は6日、「夢洲2期区域まちづくりに向けた検討業務」の一般競争入札を公告した。申請書は12日まで、入札書は20日から23日まで電子契約システムで受け付け、翌24日に開札する。
 参加資格は、15年度以降に都市計画変更に関する業務を元請けとして履行した実績など。
 夢洲2期区域開発事業者の募集に向け、事業者募集条件などを検討する。業務内容は、都市計画変更図書の作成、関係機関協議資料の作成、開発事業者募集に関する検討一式。
 府・市は5日、大屋根リングの一部保存などを明記した「夢洲2期区域マスタープランVer・2(案)」を公表した。業務ではこれを踏まえてまちづくりを検討し、事業者募集を支援する。委託期間は、26年2月25日まで。
 夢洲2期区域は、大阪市此花区夢洲中1の敷地約50ha。商業施設やインキュベーション機能、サーキット、ホテルなどの整備を想定している。万博の理念を継承した最先端技術の実証・実装に取り組みつつ、隣接するIR(統合型リゾート)と連携した国際観光拠点の形成を目指す。