三重県四日市市は、JR四日市駅前に大学施設の設置を検討している。23日に市役所で、市が設置する四日市市大学基本計画策定委員会(委員長・谷口研二阪大名誉教授)の谷口委員長が森智広市長に同計画案を手渡した。今後、早期に市としての基本計画をまとめる。
現駅前広場とJR四日市駅を解体した跡地に整備する。場所は本町ほかの敷地約1万5600㎡。計画案によると、市が中心になって設置する新公立大学のほか、三重大学の新教育研究拠点、四日市看護医療大学の移転、商業機能の整備などを想定している。三重大学と看護医療大学とは現在、設置に向けた協議を進めている。
施設は高層棟(地下1階地上11階建て、看護医療大を設置しない場合は地下1階地上9階建て)、低層棟(地下1階地上6階建て)、駐車場棟で構成し、総延べ床面積は約6万2200㎡。必要面積は、公立大学(約2万4100㎡)、看護医療大学(約1万0400㎡)、商業機能(約1万2000㎡)、駅前広場(約5400㎡)など。駅舎機能は高層棟内に配置する。
施設整備の概算費は、看護医療大が移転する場合は約350-380億円、移転しない場合は248-268億円と試算した。内訳は、公立大学230-250億円、看護医療大学100-110億円、駅前広場5億円など。商業機能は商業事業者で負担し、概算事業費は105-115億円とした。事業手法は、基本設計後、DB(設計施工一括)方式やDBO(設計・建設・運営)方式、PFIのBTO(建設・譲渡・運営)方式での実施が最適とした。25年度に基本設計、26年度に実施設計を進め工事に着手する。31年度の開学を目指す。
現駅前広場とJR四日市駅を解体した跡地に整備する。場所は本町ほかの敷地約1万5600㎡。計画案によると、市が中心になって設置する新公立大学のほか、三重大学の新教育研究拠点、四日市看護医療大学の移転、商業機能の整備などを想定している。三重大学と看護医療大学とは現在、設置に向けた協議を進めている。
施設は高層棟(地下1階地上11階建て、看護医療大を設置しない場合は地下1階地上9階建て)、低層棟(地下1階地上6階建て)、駐車場棟で構成し、総延べ床面積は約6万2200㎡。必要面積は、公立大学(約2万4100㎡)、看護医療大学(約1万0400㎡)、商業機能(約1万2000㎡)、駅前広場(約5400㎡)など。駅舎機能は高層棟内に配置する。
施設整備の概算費は、看護医療大が移転する場合は約350-380億円、移転しない場合は248-268億円と試算した。内訳は、公立大学230-250億円、看護医療大学100-110億円、駅前広場5億円など。商業機能は商業事業者で負担し、概算事業費は105-115億円とした。事業手法は、基本設計後、DB(設計施工一括)方式やDBO(設計・建設・運営)方式、PFIのBTO(建設・譲渡・運営)方式での実施が最適とした。25年度に基本設計、26年度に実施設計を進め工事に着手する。31年度の開学を目指す。