日本環境衛生センターに/今泉工場事業者選定支援/仙台市DBO | 建設通信新聞Digital

8月7日 木曜日

北海道・東北

日本環境衛生センターに/今泉工場事業者選定支援/仙台市DBO

 仙台市は、DBO(設計・建設・運営)方式で建て替える今泉工場の「事業者選定アドバイザリー業務委託」の公募型プロポザーザルで、日本環境衛生センターを受託候補者に特定した。参加は同社のみだった。8月中に契約する予定だ。提案(見積もり)上限額は4600万円(税込み)。履行期限は2028年3月末。
 26年度にも事業者選定に着手し、27年度までに特定する。設計・建設期間は27年度下期から32年度とし、同年度末までに稼働を始める。運営・維持管理期間は52年度までの20年間を見込む。
 対象事業は、一般廃棄物処理施設の設計・建設、運営・維持管理で、施設は日量307t(153.5t×2炉)のストーカ炉と5時間当たり78tの粗大ごみ処理施設のほか、管理棟や計量棟などを想定している。
 建設地は、若林区今泉上新田103にある現敷地南側で、焼却施設と粗大ごみ処理施設の工場棟は合築し、管理棟は別棟で建設する。煙突は高さ80mとし、工場棟と切り離して建てる計画だ。
 委託する業務は、実施方針の作成・公表や事業者の募集・選定方法検討、評価・選定などを支援する。
 PFI導入可能性調査と基本計画は、エイト日本技術開発が担当した。