9月29日から参加申請/WTOアリーナ整備・運営/静岡市 | 建設通信新聞Digital

8月18日 月曜日

中部・北陸

9月29日から参加申請/WTOアリーナ整備・運営/静岡市

【BTO+運営権付与】
 静岡市は、WTO対象でBT(建設・譲渡)+コンセッション(運営権付与)方式を採用する「静岡市アリーナ整備・運営事業」の総合評価一般競争入札を公告した。19日まで希望者を募り、21日に現地見学会などを開く。9月29日から10月3日まで入札の参加申請を受け付ける。2026年1月30日まで入札書と事業提案書を受け付け、同日開札する。同年3月に落札者を決める予定で、7月の契約を見込む。予定価格は300億円(税込み)。
 参加資格は設計、建設、維持管理、運営などを担う単体かグループ。設計・工事監理企業には建築関係建設コンサルタント業務の認定を求める。建設企業は建築一式工事820点以上で、電気、管、土木の各工事を分担する場合は電気が電気工事820点以上、管は管工事780点以上、土木は土木一式工事840点以上であること。
 JR東静岡駅北口の市有地に、アリーナや事業者提案による任意施設を整備し、維持管理、運営する。アリーナの延べ床面積は2万5000-3万㎡程度で、プロスポーツ・音楽興行時の座席数8000席以上、最大収容人数1万人程度を想定する。アリーナの建設予定地は、葵区東静岡1-29ほかの敷地約2万6359㎡。このほか周辺に事業地が2カ所ある。
 設計・建設期間は26年7月から30年3月まで、維持管理・運営期間は同年4月から60年3月までの30年間とする。
 PFI等アドバイザリー業務は、EYストラテジー・アンド・コンサルティングが担当する。