ＮＥＸＣＯ西日本関西支社は２０日、ＷＴＯ対象となる「中国自動車道（特定更新等）明神川橋他５橋床版取替工事」の一般競争入札を公告した。参加申請は１０月６日まで電子入札システムで受け付け、２０２６年１月２８日に開札する。
　参加資格は単体か２社ＪＶ。単体とＪＶの全ての構成員は「橋梁補修改築工事」の経営事項評価点数が１１５０点以上。単体とＪＶの代表者には２０１０年度以降、橋面積１１００㎡以上の道路橋でコンクリート床版の新設か取り替えを実施した実績も求める。
　工事では、中国道の明神川橋、舂橋、金近川橋で床版、舂橋、福崎第二ＩＣ橋で支障をそれぞれ取り替える。概要は床版取り替え２万９０００㎡、支障取り替え２４基、床版防水工２万６０００㎡、塗り替え塗装９万３０００㎡。使用する主な資機材はプレキャスト・プレストレスト・コンクリート（ＰＣａＰＣ）床版１２０枚。設計業務は日本工営と東洋技研コンサルタントが担当した。
　余裕期間を設定しており、工期は１４７０日。２６年７月１日までに着工すること。工事場所は兵庫県福崎町西田原～佐用町横坂。