竹中工務店の2025年12月期中間決算は、連結が増収増益、単体は減収増益となった。低採算工事の減少で連単ともに利益が改善した。受注高は、複数の大型案件を受注したことにより連単ともに2桁の増加となった。
=関連3面
売上高は連結が前年同期比0.1%増の7723億円、単体が3.2%減の5579億円だった。中核となる建設事業は連結が1.0%減の6906億円、単体が4.4%減の5357億円となった。
工事の採算性を示す完成工事総利益(粗利)率は、連結が3.3ポイント増の12.7%、単体が4.7ポイント増の12.8%と増加した。
業績の先行指標となる受注高(建設事業)は、連結が48.2%増の9275億円、単体が74.5%増の8367億円となった。
通期の業績は、連単ともに減収と純利益の増加を見込む。同社によると、前回予想で赤字とした単体の利益は、大型の採算性が厳しい工事が残っており減益を予想するものの、他の工事がカバーすることで黒字を見通す。
売上高は連結が0.8%減の1兆5866億円、単体が5.2%減の1兆1400億円を見通す。「働き方改革への対応などを見極めながら、売上規模1兆円程度をベースとしていく」考え。
建設事業の受注高は連結が50.7%増の2兆0230億円、単体が74.7%増の1兆7500億円と予想する。複数の大型案件を計上し、前回見通しから上振れるとした。
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売上高は連結が前年同期比0.1%増の7723億円、単体が3.2%減の5579億円だった。中核となる建設事業は連結が1.0%減の6906億円、単体が4.4%減の5357億円となった。
工事の採算性を示す完成工事総利益(粗利)率は、連結が3.3ポイント増の12.7%、単体が4.7ポイント増の12.8%と増加した。
業績の先行指標となる受注高(建設事業)は、連結が48.2%増の9275億円、単体が74.5%増の8367億円となった。
通期の業績は、連単ともに減収と純利益の増加を見込む。同社によると、前回予想で赤字とした単体の利益は、大型の採算性が厳しい工事が残っており減益を予想するものの、他の工事がカバーすることで黒字を見通す。
売上高は連結が0.8%減の1兆5866億円、単体が5.2%減の1兆1400億円を見通す。「働き方改革への対応などを見極めながら、売上規模1兆円程度をベースとしていく」考え。
建設事業の受注高は連結が50.7%増の2兆0230億円、単体が74.7%増の1兆7500億円と予想する。複数の大型案件を計上し、前回見通しから上振れるとした。