群馬県は、6月議会で廃止を決めた県民会館の跡地約2万㎡での新たな文化拠点整備に向けた検討に着手する。9月1日、「新しい文化拠点検討のための基礎調査業務」の公募型プロポーザルを公告した。近接する県立図書館との連携も視野に、導入機能や施設構成、概算整備費を算出する。参加申込書は9月12日まで、提案書は22日まで受け付ける。優先交渉権者は10月1日に決定・通知する予定だ。
参加資格は、行政に関わる拠点整備やビジョン検討、実現可能性調査などの類似業務の履行実績があること。
業務では、新たな文化拠点整備を検討するために国内外の類似・先進事例や、旧県民会館の建物・土地に関する民間事業者の利活用可能性調査・サウンディング(対話)調査などを実施した上で、目的や役割をコンセプトとしてまとめる。その上で、必要な機能、施設構成、運営体制、概算整備費、収支見通し、整備効果を算定する。既存施設は解体する方向だが、活用の可能性も探る。委託期間は2026年3月31日まで。委託予算額は2700万円(税込み)を上限とする。
県民会館は、県の明治100周年記念事業の一つとして1971年に建設された。大ホール(2000席)、小ホール(500席)を備えた文化芸術拠点だが、利用者が減少しており、耐震性やバリアフリー化対応などの遅れといった課題を抱えていた。既存施設の規模は、S・RC造地下1階地上5階建て延べ1万3528㎡。所在地は、前橋市日吉町1-10-1の敷地1万9949㎡。
参加資格は、行政に関わる拠点整備やビジョン検討、実現可能性調査などの類似業務の履行実績があること。
業務では、新たな文化拠点整備を検討するために国内外の類似・先進事例や、旧県民会館の建物・土地に関する民間事業者の利活用可能性調査・サウンディング(対話)調査などを実施した上で、目的や役割をコンセプトとしてまとめる。その上で、必要な機能、施設構成、運営体制、概算整備費、収支見通し、整備効果を算定する。既存施設は解体する方向だが、活用の可能性も探る。委託期間は2026年3月31日まで。委託予算額は2700万円(税込み)を上限とする。
県民会館は、県の明治100周年記念事業の一つとして1971年に建設された。大ホール(2000席)、小ホール(500席)を備えた文化芸術拠点だが、利用者が減少しており、耐震性やバリアフリー化対応などの遅れといった課題を抱えていた。既存施設の規模は、S・RC造地下1階地上5階建て延べ1万3528㎡。所在地は、前橋市日吉町1-10-1の敷地1万9949㎡。