中国地方整備局は２日、ＷＴＯ対象の「国道３１号坂電線共同溝ＰＦＩ事業」の総合評価一般競争入札を公告した。参加表明書などの第１次審査資料は２９日から１０月１０日まで、総務部契約課で受け付ける。入札書を含む第２次審査資料の提出期限は１２月１０日。２０２６年２月１０日に開札する。
　参加資格は、調査・設計、工事、工事監理、維持管理の各業務で構成する複数企業グループ。個別の要件は、調査・設計が土木関係建設コンサルタント業務の認定、道路での電線共同溝基本（予備・概略）・実施（詳細）設計の実績など、工事がアスファルト舗装工事または一般土木工事の認定、供用中の道路で交通規制を実施し、かつ電線共同溝または情報ボックス、電線類の地中化の施工実績など、工事監理が土木関係建設コンサルタント業務の認定、工事と同条件の工事監督支援または工事監督の実績など、維持管理が土木関係建設コンサルタント業務の認定、アスファルト舗装工事または維持修繕工事の認定など。
　事業方式はＢＴＯ（建設・譲渡・運営）。事業期間は４５年３月３１日までの１９年間。
　対象施設は、電線共同溝、車道・歩道（舗装）、道路付属物（道路照明、道路標識など）。長さ０.８㎞（道路長さ０.４㎞）。
　工事場所は広島県坂町平成ヶ浜３地内～横浜中央１地内。