室戸市統合中DBを公告/提案限度額は29.7億円/室戸市 | 建設通信新聞Digital

9月5日 金曜日

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室戸市統合中DBを公告/提案限度額は29.7億円/室戸市

 高知県室戸市は、「室戸市統合中学校施設整備事業」の公募型プロポーザルを公告した。設計施工一括(DB)方式で委託する。参加表明書は10月3日まで持参か郵送で、技術提案書は2026年1月9日まで持参に限り受け付ける。窓口は学校教育課。書類とプレゼンテーションの2段階審査を経て、2月上旬に結果を公表する。提案限度額は29億7873万円(税込み)に設定している。
 参加形態は甲型または乙型JV。代表企業の参加資格は、建築工事一式の総合評定値が700点以上あること。構成員のうち1者は、建築工事一式A等級に登録し、市内に営業拠点があること。
 新校舎の規模はRC造2階建て延べ約6150㎡。業務では、校舎や体育館、プール、体育倉庫、自転車置き場などの設計、建設、工事監理を担当する。工事期間は26年12月から28年9月を想定し、29年4月の開校を目指す。
 南海トラフ地震による津波から児童や教職員を守るため、市内の全中学校(羽根、吉良川、室戸、佐喜浜)を統合し、消防署南側の高台(敷地約2.4ha)に新たな校舎を整備する。