瑞浪市/CCCグループを特定/駅北地区複合公共施設OD | 建設通信新聞Digital

9月7日 日曜日

中部・北陸

瑞浪市/CCCグループを特定/駅北地区複合公共施設OD

 岐阜県瑞浪市は、OD(設計運営)方式を採用する「瑞浪駅北地区複合公共施設整備運営事業」の公募型プロポーザルを実施した結果、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を代表とするグループを特定した。構成企業は梓設計、ライフ・グリーンサービス。設計・工事監理に3億1840万円(税込み、以下同)、開館準備が4570万円、指定管理料は年間2億円を上限に、9月内に契約する。次順位交渉権者は、丸善雄松堂が代表のグループで、構成企業は浦野設計、コニックス、JTBコミュニケーションデザイン。
 瑞浪駅周辺のにぎわい低下や、中央公民館と市民図書館を備える総合文化センターが老朽化しているため、駅北地区に同センターの機能を一部集約し、 新たな機能を追加した複合公共施設を整備する。導入機能は資料・情報提供、集会・交流、滞在・サロンの三つで、 想定延べ床面積は3200㎡程度。建設地はJR瑞浪駅駅北地区の寺河戸町の敷地約3700㎡。
 建設事業者は、2027年度に別途発注する予定だ。予定工事費は32億8000万円。
 設計は26年12月までに終える。工期は28年11月まで。29年3月の開館を目指す。総括管理業務、維持管理・運営業務は39年3月まで。
 施設整備に合わせ、市営駅北駐車場の拡張と駅北ロータリーの改良も行う。このほか駅構内から駅北地区に直接アクセスする北口改札の新設に向け、JR東海と検討を進めている。