高さ日本一へ 鉄骨建方スタート/トーチタワー | 建設通信新聞Digital

9月3日 水曜日

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高さ日本一へ 鉄骨建方スタート/トーチタワー

建方に着手した斜め鉄骨柱
 日本一高い建物となる「Torch Tower(トーチタワー)」で、低層部のファサードを特徴付ける巨大な斜め鉄骨柱の建て方作業がスタートした。鉄骨柱は、高さ約385mの超々高層ビルを支える構造体「ダイヤグリッド架構」を構成するもので、斜め鉄骨柱と鉄骨梁で構成する三角形のフレームが地震時の建物の揺れを抑制する。 =関連3面
 一周約400mの建物の全外周にわたり、高さ約52mまで連続して構成されるダイヤグリッド架構の鉄骨総重量は約1.1万t。建築の構造体としては国内最大級の規模となり、タワー重量(約80万t)の約4割強(約32万t)を支える。トーチタワーの施行者は三菱地所。三菱地所設計が設計監理、清水建設が施工を担っている。