安藤ハザマJVが落札/構成員に熊谷組・淺沼組/山鳥坂ダム本体1期/四国整備局 | 建設通信新聞Digital

10月25日 土曜日

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安藤ハザマJVが落札/構成員に熊谷組・淺沼組/山鳥坂ダム本体1期/四国整備局

完成イメージ
 四国地方整備局は、WTO対象の「令和7-11年度山鳥坂ダム本体建設(第1期)工事」を総合評価一般入札した結果、220億8391万円(税別)で安藤ハザマ・熊谷組・淺沼組JVに決めた。6日に開札し、22日に落札決定した。予定価格は239億5150万円(同)、調査基準価格は220億3538万円(同)だった。入札には同者のほか、清水建設、鹿島・飛島建設・鴻池組JV、大成建設・日本国土開発JV、大林組・佐藤工業JVが参加したが、いずれも無効となっている。 愛媛県大洲市を流れる1級水系肱川の支川である河辺川において、肱川合流地点から約3.4㎞に建設する重力式コンクリートダムとなる。概要は堤高96m、堤頂長279m、堤体積53万m3。工事概要は、基礎掘削45万6000m3、堤体コンクリート11万8000m3、減勢工コンクリート2万9000m3、コンソリデーショングラウチング990m、カーテングラウチング2850m、仮設備設置一式。工期は2030年2月28日まで。
 大雨による洪水被害を軽減する洪水調節とダムから安定的に水を流して河川利用や河川環境を保全する流水の正常な機能維持が期待できる。