徳島道土成工事で安全祈願祭/青木あすなろJVが施工 | 建設通信新聞Digital

9月9日 火曜日

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徳島道土成工事で安全祈願祭/青木あすなろJVが施工

Ⅰ期線が隣接する
あいさつする池田事務所長
【浦ノ池トンネルに本格着工/受発注者一体 信頼の現場づくり】
 NEXCO西日本四国支社が徳島県阿波市で整備中の「徳島自動車道土成工事」の安全祈願祭が8日、現地で開かれた=写真。主催は施工を担当する青木あすなろ建設・大日本土木JV。1本目のトンネルとなる浦ノ池トンネルの本格着手を前に、池田順一NEXCO西日本四国支社徳島工事事務所長や西村元気徳島県県土整備部高規格道路課主任、高倉剛青木あすなろ建設四国支店長のほか、隣接する切幡工事と市場工事の関係者らが玉串をささげ、無事完成を祈念した。
 発注者あいさつに立った池田事務所長は「より強靱で安心な道路ネットワークを構築するためにも、本事業は極めて意味深いものとなる。安全最優先で受発注者一体となって無事故無災害の達成に向け、日々の安全管理に取り組む」と述べ、信頼される現場づくりへ決意を新たにした。
 土成工事は、土成IC~脇町IC間における4車線化事業となる。暫定2車線区間における速度低下の解消や交通事故防止、大規模災害時のネットワーク機能強化などに貢献する。工事長さは3.5㎞。土工区間2.3㎞のほか、浦ノ池トンネル(178m)、水田第一トンネル(540m)、同第二トンネル(219m)のトンネル区間937mなどで構成する。工期は2023年1月から29年7月末までの69カ月を見込む。浦ノ池トンネルは25年12月末の貫通を目指す。

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 小山匡永所長(青木あすなろ建設)の話 「I期線や近隣のゴルフ場に影響が出ないよう万全を期し、かつ無事故で高品質な構造物を仕上げたい」