江津市/さとゆめを特定/第3次学校再編基本計画 | 建設通信新聞Digital

11月11日 火曜日

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江津市/さとゆめを特定/第3次学校再編基本計画

 島根県江津市は、公募型プロポーザルを採用した「第3次学校整備再編基本計画策定業務委託」を審査した結果、さとゆめを候補者に特定した。近く契約する。想定予算額は730万円(税込み)に設定している。
 業務内容は、上位計画・関連計画の整理、小・中学校の現状と課題の整理、児童・生徒数・学級数の将来推計、市学校整備再編基本方針の見直し、新たな基本計画の作成、跡地活用方針の整理、計画の実施スケジュールの検討、計画策定検討委員会の設置・運営支援、住民意見の聴取実施支援、パブリックコメントの実施支援。履行期間は契約締結日から1年以内とし、来年度への繰り越しも想定している。
 同市では、これまでの統合再編により安定的な学校経営が行われてきたものの、少子化の影響もあり、2027年度には複式学級が生じることが確実となっている。このほか、統合再編が計画されている中部の小学校、また、生徒数の減少が顕著な中学校の統合手法や今後の方向性を再検討する必要にも迫られている。
 こうした状況を踏まえ、市の学校整備再編基本方針を見直し、第3次学校整備再編基本計画を策定する。