49人の栄誉たたえる/秋の叙勲祝賀会/建設業11団体 | 建設通信新聞Digital

11月14日 金曜日

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49人の栄誉たたえる/秋の叙勲祝賀会/建設業11団体

 建設業関係11団体は12日、東京都港区の東京プリンスホテルで、2025年秋の叙勲祝賀会を開いた=写真。建設業における功労者として受章した49人の栄誉とそれを支えてきた家族、関係者の尽力をたたえた。
 主催者を代表して日本建設業連合会の宮本洋一会長は「受章された皆さまは長年にわたり、各地域において生活基盤や社会基盤の整備、防災対策、災害復旧などに貢献され、建設業の発展に大きな役割を果たしてこられた。卓越した英知と技術力、そして経験こそ、建設業にとってかけがえのない財産であり、その財産を次の世代に継承していただくことが、業界の持続的な発展に向けて何よりも大切である。引き続きの活躍を期待するとともに、後進への指導、助言をお願いしたい」とあいさつした。
 来賓として出席した金子恭之国土交通相は「受章者の皆さまは、長く現場の第一線で活躍され、その豊富な経験と知見、そして日々の研さんの中で培われた技術、技能によって、地域の建設業を力強く支え、業界の信頼の向上、発展に大きく寄与してこられた。まさに建設業界の模範、お手本であり、その卓越した腕前やマネジメント力、現場に向き合う姿勢や熱意などを次の世代につないでいただきたい」と話した。
 受章者を代表して三好武夫元日本道路社長は「今回の受章を契機に、これまで以上に襟を正し、建設業のさらなる発展に尽力することはもちろん、社会の一員として国の発展のためにも一層努力する」と謝辞を述べた。
 続いて、全国建設業協会の今井雅則会長が「建設産業の魅力化に向けて、皆さまの強い発信力をお借りしたい」と呼び掛けて乾杯し、歓談に移った。