愛知県稲沢市の高御堂南地区土地区画整理事業検討会は１７日、同事業の業務代行予定者の募集要項を同市のホームページに掲載し、１２月１９日まで参加を受け付ける。２０２６年２月中旬のヒアリング審査などを経て下旬に結果を通知し、３月上中旬に覚書を締結する予定だ。
　参加資格は単体かグループ。単体とグループ構成員のうち１者以上は土木一式工事の許可があり、過去１０年以内に愛知県内で認可を受けた組合施行による土地区画整理事業の類似業務の実績があることなど。
　同事業の施行地区は、高御堂２の一部の敷地約３.６ha。周辺には名鉄国府宮駅や小中学校が立地する。施行期間は３０年４月から３８年３月までを予定する。業務代行予定者は、事業計画策定や地権者の合意形成に関する支援などを実施する。業務期間は設立総会終了まで。
　同地区は、３０年度の組合設立認可を予定しており、設立総会の議決を経て業務代行者に移行する。