建設機械の魅力をPRする「KENKIドリームDAY」が23日、東京都渋谷区の渋谷キャストで開かれた。3連休中日の開催。イベントは家族向けの人気行楽サイトにも紹介され、会場は子どもたちで大にぎわいとなった。ちびっ子向けの塗り絵コーナーから、最新の電動ショベルを使ったボールすくい、マニアがうっとりするようなミニチュアモデルの展示まで盛りだくさんのイベントとなった。 今年100周年を迎えるキャタピラーは、ミニチュアモデル「CAT20」の100周年記念モデルを展示。同社の清石江利子さんによると、同製品は原則、受注生産とのこと。「一般流通するのは極めてまれ。国内向け市販在庫の最後の1台です」と説明した。
この激レアグッズに熱いまなざしを向けたのが、重機好きファンクラブ「重機ファンダム」所属の金坂磨波呂くん。直近では自宅の庭に自慢のコレクションを集めた「日本一ちいさい てづくり重機館」を開設した“館長”だ。ただ、熱視線のすぐ横には「税込み4万4000円」の値札が。父・智也さんは目を丸くしていた。
コマツは、電動のマイクロショベルを展示した。子ども向けに特注した黄色のユニホームも用意し、家族で記念写真をパシャリ。隣では、スタッフ同伴で実際にショベルを動かし、ボールをすくうコーナーも設けた。
「めちゃめちゃ静か!」と静粛性に驚嘆する女性。どこかで見かけたお顔。よく見るとお笑いコンビ、「ハリセンボン」の箕輪はるかさん。実は趣味でショベルの免許を取得したほどの建機好き。「とっても繊細な動きをしますね」と器用にボールをすくった。夢はいつか現場で働くこと。ゼネコンへのメッセージを問うと、「私でも動かせるショベルがあったら、ぜひ教えてほしい」とにっこり笑顔でアピールした。
親御さんの注目を集めたのは、土木学会の人気イベント「どぼくカフェ」の発起人、高橋良和さんのトークショー。一般向けのイベントと聞き、わざわざ教壇に立つ京都大学から駆け付けた。
高橋さんは、働く車への興味は年を重ねると薄れていくとした上、「大人になれば分かる魅力もある」と切り返した。「危険な現場で安全に人が働くために、最新の技術が入っている。建設機械は強いだけでなく、実は賢い」と力説し、作業を裏打ちする知識や技術への注目を呼び掛けた。
コベルコ建機は、遠隔操作システム「K-DIVE」を持参した。専用のコックピットは操作に合わせてガタガタ揺れ、左右にひらひら傾く。担当の影山貴久さんは「土の硬さの手応えも分かる。現場の緊張感まで再現している」と説明した。子どもたちはリアルな体験に大はしゃぎだった。
日立建機は、24年に千葉県に開所した電動建機の研究施設を模したジオラマを展示。施設運営に携わる佐藤堅太郎さんは「全て電気で動く建機ですよ」と子どもたちに紹介した。
イベントは日本建設機械工業会(山本明会長)の主催。11月19日を「いい、じゅうき」と読み「建設機械の日」と命名したことを記念したイベント。単日で約3300人の来場者が訪れた。
この激レアグッズに熱いまなざしを向けたのが、重機好きファンクラブ「重機ファンダム」所属の金坂磨波呂くん。直近では自宅の庭に自慢のコレクションを集めた「日本一ちいさい てづくり重機館」を開設した“館長”だ。ただ、熱視線のすぐ横には「税込み4万4000円」の値札が。父・智也さんは目を丸くしていた。
コマツは、電動のマイクロショベルを展示した。子ども向けに特注した黄色のユニホームも用意し、家族で記念写真をパシャリ。隣では、スタッフ同伴で実際にショベルを動かし、ボールをすくうコーナーも設けた。
「めちゃめちゃ静か!」と静粛性に驚嘆する女性。どこかで見かけたお顔。よく見るとお笑いコンビ、「ハリセンボン」の箕輪はるかさん。実は趣味でショベルの免許を取得したほどの建機好き。「とっても繊細な動きをしますね」と器用にボールをすくった。夢はいつか現場で働くこと。ゼネコンへのメッセージを問うと、「私でも動かせるショベルがあったら、ぜひ教えてほしい」とにっこり笑顔でアピールした。
親御さんの注目を集めたのは、土木学会の人気イベント「どぼくカフェ」の発起人、高橋良和さんのトークショー。一般向けのイベントと聞き、わざわざ教壇に立つ京都大学から駆け付けた。
高橋さんは、働く車への興味は年を重ねると薄れていくとした上、「大人になれば分かる魅力もある」と切り返した。「危険な現場で安全に人が働くために、最新の技術が入っている。建設機械は強いだけでなく、実は賢い」と力説し、作業を裏打ちする知識や技術への注目を呼び掛けた。
コベルコ建機は、遠隔操作システム「K-DIVE」を持参した。専用のコックピットは操作に合わせてガタガタ揺れ、左右にひらひら傾く。担当の影山貴久さんは「土の硬さの手応えも分かる。現場の緊張感まで再現している」と説明した。子どもたちはリアルな体験に大はしゃぎだった。
日立建機は、24年に千葉県に開所した電動建機の研究施設を模したジオラマを展示。施設運営に携わる佐藤堅太郎さんは「全て電気で動く建機ですよ」と子どもたちに紹介した。
イベントは日本建設機械工業会(山本明会長)の主催。11月19日を「いい、じゅうき」と読み「建設機械の日」と命名したことを記念したイベント。単日で約3300人の来場者が訪れた。













