新松田駅北口再開発/27年2月に本組合設立/28年5月本体着工目指す | 建設通信新聞Digital

11月28日 金曜日

関東・甲信越

新松田駅北口再開発/27年2月に本組合設立/28年5月本体着工目指す

 新松田駅北口地区市街地再開発準備組合(神奈川県松田町)は、小田急小田原線新松田駅北口駅前で計画する再開発事業について、11月中の都市計画決定を経て、2027年2月の本組合設立を目指している。計画では、2棟総延べ約2万㎡の複合ビルを建設する。28年5月の本体工事着手、29年12月の完成、30年1月のまちびらきを目指す。
 都市計画案によると、施行面積約1.2haを、北街区約4200㎡と南街区約2400㎡に区分し、駅前には約2700㎡の広場を整備する。北街区には、住宅・商業・業務・公益機能を備えたRC・S造13階建て延べ約1万4000㎡の複合ビルを建設する。住宅戸数は約110戸を想定する。南街区には、商業・業務・公益機能を持つS造5階建て延べ約6500㎡の再開発ビルを建設する。各施設と新松田駅、JR御殿場線新松田駅の駅舎はデッキでつなぐ。
 準備組合は23年度に設立、事業協力者としてマリモが参画している。
 準備組合が6月に示した基本計画検討案では、事業費は約117億円と試算。公益機能は福祉健康施設、子育て支援施設、図書館、観光案内施設、商業機能はスーパーマーケット、ドラッグストア、飲食店、スポーツクラブなどを挙げている。