庁舎北側駐車場を候補地/建築面積は約7000平米目安/湖西市新庁舎 | 建設通信新聞Digital

11月29日 土曜日

中部・北陸

庁舎北側駐車場を候補地/建築面積は約7000平米目安/湖西市新庁舎

 静岡県湖西市は、新庁舎の建設候補地について、JR鷲津駅前市有地と健康福祉センター南側敷地(吉見1044)を含めて比較検討した結果、現庁舎(吉美3268)北側駐車場とする方針を決めた。建築面積は約7000㎡を目安とする。2026年2月までに市民意見を募り、3月に基本計画を成案化する予定だ。
 現庁舎は、庁舎(RC造4階建て延べ5585㎡)のほか、現業棟、倉庫棟、車庫棟などで構成している。庁舎は1974年の完成で、老朽化やバリアフリー化、床面積の不足などが課題となっていた。
 基本構想によると、新庁舎の延べ床面積は7421-1万0799㎡を想定する。健康福祉センターや市民活動センターとの複合化も検討している。
 事業手法は、設計・施工分割発注方式やPFI、建物リースなどを想定する。新庁舎本体の概算工事費は約70億円程度を見込む。
 基本構想からスケジュールは1年ほどずれ込んでおり、2026年度に基本設計、27年度に実施設計を進める予定だ。28年度の着工、30年度の開庁を目指す。
 基本計画策定業務は、パスコが担当している。