全国建設業協会の今井雅則会長は3日、首相官邸を訪れ、高市早苗首相を表敬した=写真。今井会長は、高市氏の首相就任を祝うとともに、その後の激務をねぎらう言葉を送った。併せて、最近の地域建設業の窮状を訴えた上で、高市内閣が掲げる「危機管理投資・成長投資による強い経済」の実現に向け、公共事業予算の十分な確保が必要と伝えた。高市首相からは、建設業の重要性や防災・減災、国土強靱化について理解のある発言があったという。
全建によると、懇談の中では、建設業界の施工余力は十分にあり、むしろ資機材価格の高騰や人件費の上昇に伴う実質事業量の減少によって、地域建設業は仕事がなくて困っているという実態を説明した。
また、酷暑対策なども念頭に、柔軟な働き方を可能とする変形労働時間制に改正すること、さらには時間外労働の上限規制を定めた労働法制自体の見直しを、全建・47都道府県建設業協会の総意として政府・与党に要望していることも紹介した。
全建によると、懇談の中では、建設業界の施工余力は十分にあり、むしろ資機材価格の高騰や人件費の上昇に伴う実質事業量の減少によって、地域建設業は仕事がなくて困っているという実態を説明した。
また、酷暑対策なども念頭に、柔軟な働き方を可能とする変形労働時間制に改正すること、さらには時間外労働の上限規制を定めた労働法制自体の見直しを、全建・47都道府県建設業協会の総意として政府・与党に要望していることも紹介した。











