26年1月9日まで参加受付/根志越第六地区売却の対話調査/千歳市 | 建設通信新聞Digital

12月4日 木曜日

北海道・東北

26年1月9日まで参加受付/根志越第六地区売却の対話調査/千歳市

 千歳市は、未利用市有地となっている根志越第六地区の売却に向け、サウンディング(対話)型市場調査を実施する。民間事業者から土地活用の新たな案や事業条件などの意向を聞くことを目的とする。参加申し込みの受け付けと、個別対話の実施は2026年1月9日まで。同年2月下旬に調査結果を公表する予定だ。
 同地区の所在地は、根志越の一部(根志越585―1・2・3、586―2・3)の広さ2万9645㎡。区域区分は市街化区域、用途地域は準工業地域(28号通沿道)と第一種住居地域。所在地には埋蔵文化財包蔵地が含まれている。
 想定する土地利用として、▽住宅団地整備のほか民間賃貸住宅、商業施設などの収益施設、周辺地域の活性化や、にぎわい創出などに役立つ事業▽近隣の住環境や自然の景観などを損なわない事業▽周辺環境への影響を鑑み、太陽光発電施設などを整備しないこと--を条件としている。
 市では、近年の地価上昇や賃貸住宅の家賃が近隣自治体より高いことを要因として、20―30歳代の子育て世帯と若年層の転出超過傾向が強まっている。
 このため、利活用の予定のない市有地を市場に供給し、定住人口の拡大、市内定住を進めており、調査はこの一環として実施する。
 参加資格は、国税、地方税の滞納がないことなど。