4月にも入札公告/第三小を現地建替え/長岡京市 | 建設通信新聞Digital

12月8日 月曜日

行政

4月にも入札公告/第三小を現地建替え/長岡京市

 京都府長岡京市は、長岡第三小学校の現地建て替えについて、2026年度当初予算に新校舎建設費を要求した。市議会の承認が得られれば、26年4月にも一般競争入札を公告し、落札者決定後、6月市議会での承認を経て着工したい考えだ。27年度中の完成と28年1月からの供用開始を目指している。新校舎の規模はRC造3階建て延べ約5700㎡。基本・実施設計は大建設計が担当している。
 新校舎完成後、28年度から既存校舎の解体と跡地での新体育館の建設、旧体育館の解体と跡地でのグラウンド整備も計画している。工事はそれぞれ別途発注する方針だ。全体事業の完了は30年度を予定している。
 事業では、1967年に開校し、施設の老朽化が著しい市立長岡第三小学校を現地で建て替える。建設地は長岡京市今里四(長岡第三小学校)。
 現施設は、南棟(RC造3階建て延べ1967㎡)、西棟(同3階建て延べ434㎡)、北西棟(同3階建て延べ1181㎡)、北東棟(同4階建て延べ1182㎡)、屋内体育館(同平屋建て585㎡)など。
 耐震性能を確保するため、校舎の外壁には多くの補強部材や補強ブレースを設置し、校舎内部も数多くの補強を行っているが、元の構造部材の老朽化が進み、躯体には多数のクラックが見られるほか、建具や内壁、設備機器も古くなっている。