知立蔵福寺区整組合/共同利用街区進出事業者を募集 | 建設通信新聞Digital

12月11日 木曜日

中部・北陸

知立蔵福寺区整組合/共同利用街区進出事業者を募集

【2026年1月8日まで参加表明書】
 愛知県知立市で知立蔵福寺土地区画整理事業を計画する、知立蔵福寺土地区画整理組合は、8日から施行区域内の共同利用街区2カ所に進出する事業者を募集している。2026年1月8日まで参加表明書を受け付け、19、20日に募集要項を配布する。同年3月16-18日のプレゼンテーション審査を経て、27日に結果を通知する予定だ。4月以降に覚書を締結する。
 応募資格は単体か共同企業体。複数街区への参加も可能。周辺施設に配慮した開発や土地の購入、賃借面積の増減への柔軟な対応を条件とする。
 対象は、スーパーマーケットなどを誘致する生活利便施設街区のA街区と、日用品販売店、飲食店、物販店舗などを誘致する沿道施設街区のB街区。大部分は地権者の仮換地による借地で、一部購入(仮換地、保留地)を想定する。賃借期間は20-30年。想定用途地域は、A街区が第一種住居地域、B街区が第一種住居地域、第一種中高層住居専用地域。
 業種、施設計画や交通計画、まちづくりへの提案、事業体制・開始時期、土地の借地料・購入価格などの提案を求める。
 同事業では、上重原町ほかの各一部21.89haに約860戸の住宅地を整備する。現在換地設計を進めている。予定施行期間は32年3月31日まで。
 施行地区は、文化会館や猿渡小学校、上重原保育園が立地している。子育て世代を中心とした住宅需要を取り込み、多様な世代が住み続けられる宅地を整備する。