岡山県倉敷市は、設計・施工一括発注方式(DB)を導入する「新自然史博物館・ライフパーク倉敷整備事業」の公募型プロポーザル審査結果を公表した。優先交渉権者(建築・改修等)には、大和リースを代表企業とするグループ(構成員・カザケン、丸川建築設計事務所、リスプ)を特定した。2026年1月中旬に仮事業契約、2月中旬に事業契約を結ぶ。同グループの提案価格は28億7210万円(税込み)だった。同(展示設計・展示制作等)は、トータルメディア開発研究所を特定した。同者の提案価格は5億4461万円(税込み)だった。
選定委員会(委員長・西川博美岡山県立大デザイン学部建築学科教授)の総評では、建築について、必要な機能を過不足なく実現する建築計画、新棟の自然史博物館としての専門性の高い設備計画、既存棟の改修内容の妥当性、屋外空間の使いやすさなど、各要素が丁寧に検討されていた点などを評価。展示は「興味喚起-学びの深化-探究」という市が展示計画で示した構造を体系的かつ論理的に具現化し、倉敷の自然環境や地域資料を展示テーマの核として扱い、科学性・教育性・更新性への配慮を高い次元で両立させている点などを評価した。
対象施設は、新自然史博物館(新棟)新設、ライフパーク倉敷(既存棟)改修、駐輪場解体、屋外空間新設・改修・解体。業務範囲は事前調査(測量・地質調査など)、設計、解体撤去、建設、工事監理、その他事業実施に必要な業務。事業期間は29年3月31日まで。
建設地は、同市福田町古新田940ほかの敷地5万3117㎡。新設する新自然史博物館の規模は延べ2380平方m程度、改修するライフパーク倉敷はRC造2階(一部3階)建て延べ1万4339㎡(1993年4月に開館)。
選定委員会(委員長・西川博美岡山県立大デザイン学部建築学科教授)の総評では、建築について、必要な機能を過不足なく実現する建築計画、新棟の自然史博物館としての専門性の高い設備計画、既存棟の改修内容の妥当性、屋外空間の使いやすさなど、各要素が丁寧に検討されていた点などを評価。展示は「興味喚起-学びの深化-探究」という市が展示計画で示した構造を体系的かつ論理的に具現化し、倉敷の自然環境や地域資料を展示テーマの核として扱い、科学性・教育性・更新性への配慮を高い次元で両立させている点などを評価した。
対象施設は、新自然史博物館(新棟)新設、ライフパーク倉敷(既存棟)改修、駐輪場解体、屋外空間新設・改修・解体。業務範囲は事前調査(測量・地質調査など)、設計、解体撤去、建設、工事監理、その他事業実施に必要な業務。事業期間は29年3月31日まで。
建設地は、同市福田町古新田940ほかの敷地5万3117㎡。新設する新自然史博物館の規模は延べ2380平方m程度、改修するライフパーク倉敷はRC造2階(一部3階)建て延べ1万4339㎡(1993年4月に開館)。











