【製造ライン半分以上自動化/関東全域支える中核拠点へ】
長谷工インダストリーズ(茨城県かすみがうら市、福田在秀社長)の「かすみがうらPCaセンター」が、長谷工コーポレーションのマンション建設現場の中核拠点となるべく、動き始めた。国内唯一だという板状マンションの内床PCa(プレキャスト)工場の大きな特徴について、福田社長は「ロボットを効果的に活用して製造ラインの半分以上を自動化したこと」と胸を張る。生産性向上と品質安定化を徹底し、長谷工コーポレーションの関東全域の現場を支える同工場に潜入した。 工場は2025年10月に稼働を始めた。東京ドーム1個分の広さを誇り、脱型・検査、鉄筋加工、型枠、配筋、打設、前養生、本養生、ストックヤードの製造ラインで構成される。
最大の特徴ともいえるロボットによる自動化で、生産性は2、3割向上、製造に係る人員は2、3割削減した。
ロボットは主に脱型・検査、型枠、打設、養生、ストックヤードへの移動の工程に活用し、製造ラインはほぼ無人を実現している。設計BIMデータとロボットを対応させることで、どのような条件の床にも対応できる。
例えば、型枠の工程ではパレット上の型枠の清掃・収納・組み立て・離型剤塗布・スリーブの配置、インサートやスペーサーの配置を自動化。パレット一つにつき約10分で作業が完了するなど、圧倒的な生産性向上を実現する。
マンション1戸では八つの内床PCaが必要になるが、パレット一つ当たり二つの内床PCaを生産できる。
コンクリートも敷地内で生産。材料の配合から自動化システムを取り入れ、生産性向上を徹底する。長谷工コーポレーションが開発した環境配慮型コンクリート「H-BAコンクリート」も今年の春に導入予定だ。
来期は年間で4000戸、将来的には5000戸の製造を目指す。生産性をさらに上げるため、福田社長は「設計段階で工場での生産を考慮する必要がある。また、機械作業のスピード向上、人員配置の工夫にも検討の余地がある」と見据える。さらに、製品の他社への販売も視野に入れているという。
事務所棟にも、長谷工コーポレーションの技術をちりばめた。吸音パネル「URO-CO」により室内音響性能を高めた。さらに、アート作品を掲示することで、殺風景になりがちな工場から働く人々が誇れるクリエーティブな創造空間を目指している。
建物の木造木質化のほか、コンクリート打設時に強度を確認するテストピースの小型化、太陽光発電システムや木質成型舗装ブロック、植栽などの導入により、環境にも配慮する。
長谷工インダストリーズ(茨城県かすみがうら市、福田在秀社長)の「かすみがうらPCaセンター」が、長谷工コーポレーションのマンション建設現場の中核拠点となるべく、動き始めた。国内唯一だという板状マンションの内床PCa(プレキャスト)工場の大きな特徴について、福田社長は「ロボットを効果的に活用して製造ラインの半分以上を自動化したこと」と胸を張る。生産性向上と品質安定化を徹底し、長谷工コーポレーションの関東全域の現場を支える同工場に潜入した。 工場は2025年10月に稼働を始めた。東京ドーム1個分の広さを誇り、脱型・検査、鉄筋加工、型枠、配筋、打設、前養生、本養生、ストックヤードの製造ラインで構成される。
最大の特徴ともいえるロボットによる自動化で、生産性は2、3割向上、製造に係る人員は2、3割削減した。
ロボットは主に脱型・検査、型枠、打設、養生、ストックヤードへの移動の工程に活用し、製造ラインはほぼ無人を実現している。設計BIMデータとロボットを対応させることで、どのような条件の床にも対応できる。
例えば、型枠の工程ではパレット上の型枠の清掃・収納・組み立て・離型剤塗布・スリーブの配置、インサートやスペーサーの配置を自動化。パレット一つにつき約10分で作業が完了するなど、圧倒的な生産性向上を実現する。
マンション1戸では八つの内床PCaが必要になるが、パレット一つ当たり二つの内床PCaを生産できる。
コンクリートも敷地内で生産。材料の配合から自動化システムを取り入れ、生産性向上を徹底する。長谷工コーポレーションが開発した環境配慮型コンクリート「H-BAコンクリート」も今年の春に導入予定だ。
来期は年間で4000戸、将来的には5000戸の製造を目指す。生産性をさらに上げるため、福田社長は「設計段階で工場での生産を考慮する必要がある。また、機械作業のスピード向上、人員配置の工夫にも検討の余地がある」と見据える。さらに、製品の他社への販売も視野に入れているという。
事務所棟にも、長谷工コーポレーションの技術をちりばめた。吸音パネル「URO-CO」により室内音響性能を高めた。さらに、アート作品を掲示することで、殺風景になりがちな工場から働く人々が誇れるクリエーティブな創造空間を目指している。
建物の木造木質化のほか、コンクリート打設時に強度を確認するテストピースの小型化、太陽光発電システムや木質成型舗装ブロック、植栽などの導入により、環境にも配慮する。











