宮崎県延岡市は、ごみ処理施設の整備を計画している。老朽化したリサイクル関連施設は「リサイクル複合施設」として新設する一方、既存の清掃工場は強靱化・延命化を図る。事業手法は設計施工一括(DB)やDBO(設計・建設・運営)方式など民間活力の導入を視野に入れている。共に2027年度の事業者公募開始を目指す。
新設するリサイクル複合施設は、稼働後41年目を迎える粗大ごみ処理施設(日量40t)と29年目を迎えるリサイクルプラザゲン丸館(同30t)を一体化する。新施設の処理能力は日量20tとし、3mの浸水に耐えられる施設を求める。総事業費は約63億9300万円を見込む。
26年度は、6月までに基本計画(パシフィックコンサルタンツが担当)を策定した後、基本設計と地質調査、生活環境影響調査、建設予定地の旧清掃工場煙突・旧クリーンセンター管理棟の解体工事に着手する。予算案には基本設計費1833万7000円など関連経費を計上した。28年度の契約締結と設計着手、31年度の工事完了を目指す。
一方、清掃工場は、南海トラフ地震に備えるための非常用発電設備や防水扉の設置といった「強靱化」と、焼却炉の改修や基幹的設備改良工事による「延命化」を図る。総事業費は約89億5200万円を見込む。
26年度は強靱化工事の設計に着手する。予算案には1056万6000円を計上した。27、28年度に強靱化工事、32-34年度に延命化工事を実施する。
