岡山県は、公募型プロポーザルの手続きを進めていた「サッカースタジアム調査および検討支援業務委託」の審査結果を公表した。委託候補者には、東畑建築事務所・デロイトトーマツJVを特定した。近く契約する。契約限度額(見積上限額)は2257万2000円(税込み)に設定している。
業務内容は、スタジアムの現状と課題を把握し、整備手法や多機能化・複合化などについて国内類似施設の稼働率や利用状況を参考にまとめ、会議で報告する。スタジアム整備の検討に当たり、収容人数2万-2万5000人を目安に新設の場合の複数の候補地、既存のJFE晴れの国スタジアムの座席増設、Jリーグスタジアム基準に基づく屋根カバー率やトイレ設置数量などへの改修に関する課題と実現可能性を調査する。そのほか、現状の観客動員数や将来予測を分析し、想定される収容人数の適正規模と計画地で整備可能な最大規模の検討、ラグビー、アメリカンフットボールの試合も可能なJ1リーグのスタジアム基準に基づいた場合の仮想候補地での想定整備費用、整備手法、整備主体、施設維持管理費、収支予測、事業スケジュール、外観パースの検討など。履行期間は2027年3月31日まで。
新スタジアム整備を巡っては、サッカーJ1ファジアーノ岡山のサポーター有志でつくる「新スタジアムの整備を推進する会」が25年6月から9月にかけて行った署名活動で50万人を超える署名が集まった。これを踏まえ昨年11月に整備検討を求める陳情を県議会に提出し、12月に採択され、同会の代表らが伊原木隆太知事を訪問した。
今年3月には、岡山県サッカー協会や学識者、経済界の関係者などで構成する「フットボールスタジアム検討協議会」を立ち上げ、キックオフミーティングを開催。26日には第1回会議を開く予定になっている。
