防衛省は、BTO(建設・譲渡・運営)方式を導入する「陸上自衛隊久里浜駐屯地新久里浜宿舎(仮称)整備事業」の実施方針を公表した。7月中旬に特定事業に選定し、下旬にWTO対象の一般競争入札を公告する。参加表明書・資格確認申請書類は9月中旬に受け付ける。12月上旬に入札書を受け付け、開札する。2027年2月上旬に落札者を決め、下旬に基本協定、3月下旬に契約を結ぶ予定だ。
参加形態は、複数企業で構成するグループ。設計担当企業は、測量・建設コンサルタント等業務の「建築」か「土木」で「A」に格付けされていること。建設担当企業は「建築一式工事」の経営事項評価数値が1200点以上など。ともに南関東防衛局に競争参加を希望し、設計担当企業は2016年度以降、建設担当企業は11年度以降にRCかSRC造で3階建て以上、1棟当たり延べ6000㎡以上の新設建物の設計実績、施工実績があることなど。
同事業では、面積67㎡以上70㎡未満(c規格)の宿舎137戸、53㎡以上55㎡未満(b規格)の宿舎79戸、34㎡以上36㎡未満(準b規格)の宿舎17戸、計233戸の公務員宿舎を新設する。16㎡以上の管理人室1室、233台分の駐車場、233台分の駐輪場、公園なども整備する。
RC造4階建ての既存宿舎A-D、H-J棟の解体撤去も行う。既存施設の規模は総延べ約1万4000㎡。
新宿舎の整備は2期に分けて実施する。1期工事は30年3月末まで。c規格全戸、管理人室、整備住戸数と同数の駐車場、駐輪場などを整備する。34年3月末までの2期工事で、全ての整備を完了する。維持管理期間は36年3月まで。既存のA-D棟の解体は27年4月下旬から着手可能で、H-J棟は1期工事引き渡し・入居後、着手できる。
建設予定地は、神奈川県横須賀市久比里2の計画地面積1万7928㎡。用途地域は準工業地域で、建ぺい率は60%、容積率は200%となっている。
導入可能性調査とアドバイザリー業務は、建設技術研究所、鈴木法律事務所、学校文化施設研究所、北村大作建築設計事務所が担当した。
