大林組は、猛暑期の現場作業時間を午前7時から午後1時に変更する。一方、建設産業専門団体連合会は、建設業全体での「夏休み」の導入を提言した。どちらも大きな驚きを隠せなかったニュースだ◆民間企業、業界団体、どちらも組織内部で賛否があったのは容易に想像がつく。しかしそれを機関決定に持ち込み、対外的に発表するに至った◆「技能者の賃金はどうなるのか」「空いた時間に、他現場に働きに行くのではないか」といった懸念もあるだろう。しかし、実際にどのような結果が伴うか、未知数な部分があるのも事実だ◆何かアクションを起こさなければ、何も変わらない。もちろん結果的に変化が起こらない可能性だってある。それでも苦悩の末、勇気を出して投じた一石。それは、大きな波紋となって広がるだろう。
