ベルクは、ヒューリックとJFEスチールが事業パートナーとして川崎市で進める、「(仮称)南渡田北地区北側開発」エリアに、生鮮食料品を中心とした商業施設を新設する。規模はS造2階建て延べ7025㎡を想定する。市は17日、条例環境影響評価準備書の縦覧を始めた。
計画名称は「(仮称)川崎南渡田町計画」。計画地は、川崎区南渡田町13-1の一部ほかの面積約1万3100㎡。川崎市緑の基本計画などを踏まえ、緑化面積は2081㎡を想定。敷地面積に対して約15.8%の緑被率を確保する計画だ。213台分の駐車場、273台分の駐輪場も整備する。現在は更地となっている。
開発施行期間は2026-27年度を想定している。同施設は、研究者の生活を支える研究支援の役割を担う。
南渡田地区約52haは、JFE東日本製鉄所の高炉などの休止に伴い生じた、広大な土地約400haの1地区に位置付けられる。このうち、北地区北側の5.6haにR&D(研究開発)拠点を形成し、大規模土地利用転換の先鞭(せんべん)をつける。23年3月にJFEがヒューリックを事業者に選定し、24年4月に事業着手した。25年12月に大成建設の施工で交流エリアを併設した9階建て延べ約6万2000㎡の研究棟B、3月には大和ハウス工業の設計施工で8階建て延べ1万3000㎡の研究棟Aの新築工事に着手している。
同エリアでは、28年度から10階建て延べ約2万㎡の研究棟C新築工事に着手する予定だ。さらに当初整備する予定だった寄宿舎棟を用途変更し、研究棟として整備する。着工時期は未定。エリア全体のまちびらきは27年度後半を予定している。
