相模原市は、相模原麻溝公園内で検討している新たなアイススケート場の整備に向け、サウンディング(対話)型市場調査を実施する。調査に先立ち、24日に事前説明会・現地見学会を開く。説明会などの申し込みは17日まで、個別対話への参加申し込みは31日まで受け付ける。ヒアリングシートの提出期限は9月4日で、10、11日の個別対話を経て、10月に結果を公表する予定だ。
調査対象者は、アイススケート場の運営事業者か、アイススケート場の整備に対して投資主体となる事業者もしくは事業者のグループ。
市が7月に策定した新アイススケート場の整備方針では、検討の視点として、▽市民の利用を促進▽市立小学校などのスケート教室を実施しやすい配置とし、更衣室や会議室などの諸室を配置▽国際規格のメインリンク(30m×60m)とサブリンクを併設し、イベントや教室のための滑走スペースと自由滑走スペースなどを分けて運用▽銀河アリーナでも利用の多いショートトラックスピードスケートとアイスホッケーで試合や練習ができるよう必要な設備を整え、設備の保管室を設置--の四つを示している。
事業手法をPFIとした場合の供用開始は、2031年度中と想定している。
調査では、事業内容や事業範囲、施設構成・諸室構成、事業手法・事業スキーム、事業スケジュール、事業への参画可能性などについて意見を聴取する。
整備対象地は、同公園の第4駐車場で、隣接するスポーツ広場を含め約2万1000㎡の建築敷地を見込む。建ぺい率は50%、容積率は80%。
新たなアイススケート場の整備は、改修や維持管理費用の点から市営複合スポーツ施設である銀河アリーナの廃止が決まった後、民間スケート場設置の実現性について検討を重ねてきた。その結果、公費負担を伴わない民設民営によるスケート場の実現は困難との結論に至り、民間スケート場の整備は断念した。
一方で、市に根付いたアイススケート文化継承の観点から、民間活力を最大限に活用し、一部を公費負担する新スケート場の整備の必要性が認められた。
アドバイザリー業務は、PwCアドバイザリーが担当している。
