竹中工務店の2026年12月期中間決算は、連結・単体共に減収増益だった。売上高は連結で前年同期比3.2%減の7479億5600万円、単体は4.6%減の5322億2500万円となり、営業利益は連結で25.9%増の665億9000万円、単体は22.8%増の491億円だった。過年度に受注した不採算工事の消化が進み、利益改善が大きく進展した。
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工事の採算性を示す完成工事総利益(粗利)率は上昇し、連結が前年同期比2.3ポイントプラスの14.9%、単体は1.7ポイントプラスの14.5%を確保している。
完成工事高は、連結が7.1%減の6416億円だった。うち、土木事業は前年同期に比べ90億円強のプラスとなった一方、国内建築事業は約430億円のマイナス、海外建築事業も約130億円のマイナスとなった。単体の完成工事高は8.1%減の4925億円だった。
完成工事利益は、連結が9.5%増の957億円、単体も3.8%増の714億円となっている。
建設事業の受注高は、連結が23.5%減の7096億円。うち、国内建築事業は大型工事を受注した前年同期の反動減で約4200億円のマイナスとなった。一方で土木事業はおおむね前年同水準を維持、海外建築事業は東南アジアでの大型工事を獲得したことなどが寄与して約2000億円のプラスとなった。単体の建設事業受注高は50.7%減の4125億円だった。
通期連結業績予想は売上高、営業利益、経常利益、純利益に加え、建設事業受注高、完成工事高、売上総利益も上方修正した。期初予想との比較では、建設事業受注高を9.2%増の1兆3100億円(前年同期比36.6%減)、完成工事高を5.5%増の1兆3500億円(同6.6%減)、売上総利益を12.9%増の2190億円(同17.0%増)に変更した。
