札幌市は、「北5西1・西2地区市街地再開発事業」と「札幌駅北口駅前広場再整備事業」の計画案をまとめた。組合施行による北5西1・西2地区の事業費は4000億円を超える規模、うち西2街区は約1500億円を想定し、事業内容の精査や国との協議・調整など、引き続きコスト縮減の工夫を進めていく。北口駅前広場の概算事業費は20億円を見込んでいる。
北5西1・西2地区は、工事費高騰を踏まえ、建物を分割して街区ごとに段階的に整備し、工事量を平準化することで労務負荷の軽減を図る。
見直し計画では、これまで西1丁目・西2丁目の建物の一体的な整備を計画していたが、西1丁目(地下4階地上34階建て延べ約23万1000㎡)と西2丁目(地下2階地上11階建て延べ約9万5500㎡)に分け、二つの建物を連絡デッキで接続する。
2027年度から西2丁目を先行して整備し、西1丁目は30年度から着工する。西2丁目は30年度、西1丁目は34年度の竣工を目指す。
2-5階に吹き抜け交流滞留空間となる駅前広場アトリウムを整備するほか、新幹線アトリウムを整備し新幹線駅舎とは4階で接続する。南口駅前広場から創成東地区までを東西でつなぎ、各交通機関の乗り換え動線を強化する「まちのメインストリート」とする。
バスターミナルは、西2街区から先行して運用し、新幹線駅の地上部に交通広場を整備するとともに、鉄道高架下に約1000台分の公共駐輪場を備える。
北口駅前広場は、26年度から2カ年で実施設計を進め、28年度から同じく2カ年で再整備する予定だ。
東西方向の歩行者動線に上屋を新設するほか、西側改札口からタクシー乗り場へのスロープを増設する。東西の歩道バリアフリー整備、広場北西部の歩道新設、中央部のオープンスペースの整備を計画している。
