【迅速な意思決定で事業推進】
三協立山の黒畑靖之社長と白井克芳代表取締役専務執行役員は10日、富山県高岡市の本社で就任会見した。黒畑社長は、「責任の重さとやりがいを感じている」とした上で、厳しい経営環境と向き合いながら、「不退転の決意で改革を断行し、信頼を回復させる」との決意を表明した。
経営上のミッションには、▽健全な収益力を備える▽信頼を取り戻す▽次の成長につなげる--の三つを掲げている。
黒畑社長はこれに沿って「収益構造改革を進め、持続的な成長、企業価値の向上に努めていく。当然ながら、当社の理念である地域社会、得意先、社員の『三者協業の精神』も大切にする」との基本姿勢を強調した。
営業利益の低迷などを「有事」と表現し、「普通の会社に戻す」ために「迅速な意思決定と経営判断で事業推進と成長戦略を確かなものにしたい」と加えた。 黒字化へのポイントに、国際事業のてこ入れや高断熱化などを挙げた。
また、「頑張った人が報われ、挑戦が評価される組織文化の構築」に力を入れる。評価制度の見直しなどを通じて「社員一人ひとりが成長し、活躍できる環境を整える」方針だ。
2027年6月からの新中期経営計画では、収益力と成長力を兼ね備えた企業への変革を盛り込むという。
白井専務は収益構造改革のリーダーとして、「一過性の収益改善にとどめることなく、誇りを持って成長できる会社にする。社会から厚い信頼を得て、高い評価をいただくレールを敷くことが責務だ。結果にこだわり抜き、足元から効果を積み上げていきたい」との考えを示した。
両氏は8月27日付で就任。
