昨年は猛暑・酷暑に苦しめられた。群馬県伊勢崎市で観測史上最高の41.8度を記録するなど、国内の歴代最高気温の上位記録が相次いで更新された◆それが今年は、9月に東日本(関東甲信、北陸、東海)で降水量が平年比214%となり、同月として統計史上最多となった。日照時間は平年の半分ほどだ◆豪雨被害も発生した。8、9月と連続して自宅の冠水被害を受けた人たちの今後の暮らしや、社会経済活動への影響も心配される◆豪雨で堤防が決壊した千葉県の印旛沼では、行政や建設関係者らが堤防の緊急復旧を24時間態勢で進める姿に使命感と力強さを感じた。気候変動の影響で、自然災害の発生リスクは各地で高まっている。地域に寄り添い頼れる存在として、11月2日に発足する防災庁や建設業への社会の期待は大きい。
