福島県湯川村は、統合小学校の整備に向けて、2026年度中に基本計画策定業務と基本設計業務を包括して委託する方針だ。10月までのパブリックコメントを踏まえ、12月までに基本構想を成案化する。その後、業務委託関連経費を補正計上し、発注手続に着手する見通しだ。27年9月に基本設計をまとめ、10月にも実施設計に着手する。28年11月の着工、30年1月の完成、4月の開校を目指す。
村内の児童数の減少や笈川小学校と勝常小学校の老朽化を踏まえ、湯川中学校敷地に2校の統合小学校を建設する。既存中学校と諸室の一部を供用することで、コスト縮減を図りながら新たな小中一貫校を整備する。
統合小学校の規模はRC造延べ3000㎡程度を想定。普通教室6室や特区別支援教室2室、理科室などの特別教室5室、小・中学校職員室などの管理諸室13室で構成し、付帯施設の児童クラブなども備える。
中学校の所在地は、笈川字殿田37の敷地2万4066㎡。統合小学校は、このうち北側にある東西に長い既存施設に並行して中央に配置する考えだ。
9月時点の概算事業費は、基本計画・基本設計が約700万円(税込み、以下同)、実施設計は約6100万円、実施設計監督員補助は約650万円、積算は約700万円、工事監理は約3100万円、同監督員補助は約900万円、地質調査は約360万円と試算している。工事費は約17億円を見込む。
既存施設の改修の必要性や内容、費用は別途、検討するとしている。
既存施設を活用する湯川中学校は、校舎がRC造3階建て延べ2660㎡、体育館は同造2階建て延べ1218㎡などとなっている。
