4月3日まで参加申込/WTO木津川新水門ゲート工事/大阪府 | 建設通信新聞Digital

5月17日 金曜日

関西

4月3日まで参加申込/WTO木津川新水門ゲート工事/大阪府

 大阪府は、三大水門更新事業で木津川新水門のゲート工事に着手する。3月8日、WTO対象となる「一級河川木津川新水門機械設備工事」の総合評価一般競争入札を公告した。参加申込書は4月3日まで電子入札システム、技術提案書は同月24日を配達指定日として、西大阪治水事務所総務課への郵送で受け付ける。入札書は6月14日から17日まで受け付け、翌18日に開札する。
 参加資格は単体。「鋼構造物工事」の経審総合評定値が1000点以上。2008年度以降に、扉体面積50㎡以上のローラゲートまたはサーニットゲート設備工事を元請けとして完工した実績など。
 概要は、鋼板製ローラゲート2門と補機設備の製作、据え付け・調整。扉体1門当たりの幅は約30m、高さは約13m。設計はパシフィックコンサルタンツ、施工計画は三井共同建設コンサルタントが担当した。
 工期は31年2月28日まで。工事場所は大阪市大正区三軒家東3ほか。
 木津川新水門は、更新事業の初弾として22年10月に本体工事に着手した。大林組・若築建築・寄神建設JVが施工しており、工期は31年2月末まで。
 残る2門のうち、安治川新水門は24年度の準備工事着手を目指す。尻無川水門の更新は41年までに完了させる予定だが、詳細なスケジュールは未定。