風波・地域建設業は、地域に必要とされる事業をなりわいとした結果… | 建設通信新聞Digital

5月15日 水曜日

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風波・地域建設業は、地域に必要とされる事業をなりわいとした結果…

風波
 地域建設業は、地域に必要とされる事業をなりわいとした結果、建設業を営むことになったのではないか。とある企業を取材した率直な感想だ◆にぎわいを生み出すためにまちづくりを担い、地域の魅力を発信するために観光資源を活用する。能登半島地震での対応のように、災害があれば被災地に駆け付けて地域や住民を助ける◆先日、北陸新幹線の敦賀延伸で盛り上がる金沢市を訪れ、奥能登産シイタケ「のと115」の金沢おでんを味わい、復興を祈った◆建設業が展開するお味噌汁専門店も訪れた。地域の企業は、一つの業種にとどまらず、地域に必要とされることに誠実に取り組むことで皆から愛される。能登半島の復興は、まちづくりの在り方を問い直し、地域が「かがやく」空間をつくる第一歩になると信じている。